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【コラム】こどもたちへの”許可証”

とあるアメリカの小学校の美術の先生が、1学期のはじめに生徒1人ひとりに

”許可証”を配りました。その内容とは・・・

「許可証」

何でも知らないことに挑戦してOKです。

間違ってもOKです。

じっくり時間をかけてもOKです。

あなた自身のペースでやってもOKです。

あなた自身のやり方でやってもOKです。

失敗してもOKです。次には失敗を恐れず成功するために。

ばかげているように見えるリスクを冒してもOKです。

独自のこと、人と違ったことをしてもOKです。

心の準備ができるまで待っていてもOKです。

安全に気をつければ実験をしてもOKです。

「どうしてこんなことをすべきなのか?」と疑問を持ってもOKです。

あなたであること自体が特別なのです。

あとできれいにするなら、まわりを散らかしても構いません。

創造的なことをするときにはまわりが散らかるものです!

まなび舎ボートでは、以下の4つの姿勢(Stance)を大切にしています。

◯ “ 自由”が保障されます。
◯ 自分で選択できます。
◯ たくさん失敗(挑戦)できます。
◯ 原体験をつみかさねることができます。

この美術の先生はまさに、こどもたちの”自由”と、”自分で選択すること”、

”失敗(挑戦)が存分にできること”を「許可証」という形で宣言しています。

これを目にしたこどもたちの、ワクワクに満ち溢れた顔が目に浮かびます。

こどもたちは、そもそも最初から遊びのプロであり、学ぶスペシャリスト。

私たちは、彼らが安心して”素”の状態でいられる状況をつくり、

1人ひとりの個性にあわせて引き出したり、待ってみたりする。

そのことに、こだわっていきたいと思っています。

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