まなび舎ボートとは
放課後の時間。余白に満ちた環境で、ありのままの自分を取り戻し
「自らの未来を切り拓く力」が育まれていく居場所・遊び場・学び舎です。
2017年4月、逗子のまちでちょっと変わった学び舎がスタートしました。
まなび舎ボートでは机に向かうことはほとんどありません。外に飛び出して五感をフルにつかって体感し、本物に触れ、想像し、対話し、ときにはつくり、表現する。学びとは本来、楽しいもの。誰かにやらされるのではなく、制約を受けるでもなく、色々なスタイルで、遊ぶように学んでいきます。
放課後、こどもたちが「ぼーっと」できる余白のある居場所。やりたいことや学びたいことを見つけたら、とことん「没頭」できる空間と時間。手漕ぎ「ボート」のように、大海原へ自分の力でこぎ出でていけるような、そんな知恵や主体性を育んでいくことができる学び舎。”まなび舎ボート”は、そんな場所をめざしています。
こどもたちが持つ個性や可能性は1人ひとりちがっていて、そして無限の可能性に満ちています。ぼくたちは、こどもたちの“ありのまま”を大切に、それぞれのペースで成長していくことを、全力でサポートしていきたいと考えています。
豊かな自然や魅力的な人々、ワクワクする地域資源に満ちた逗子のまちで、たくさん挑戦しながら、そしてこどもたちとの日常をおもしろがりながら、まなび舎ボートの活動を続けています。
環境
■古民家100sai
築100年近い古民家には、のびのびと過ごすことができるスペースと、ワクワクするような屋根裏部屋があります。広いお庭には登りやすい木や掘りやすい土、置かれた材木や水鉄砲などがこどもたちの創造力を刺激します。余白に満ちた場で、こどもたちはその日、時間にやりたいことを自分たちで選び、それぞれの時間を過ごしています。
■本気で遊べる場所
まなび舎ボートでは「これはしちゃだめ」という制限はほとんどありません。大人に都合のよいルールの中で過ごすのではなく、自分たちで考えて行動する。日々、汗をいっぱいにかいて、思いっきり笑って遊ぶ。「いま」を思いっきり生きるこどもたちの姿が、そこかしこで見られます。
■まち全体が、遊び&学びの場
学びの種(きっかけ)は、地域や自然の中にたくさんあります。山や川を歩き、生き物をつかまえたり、水に飛び込んでみたり。街の中を歩き回ったり、地元の人にインタビューしてみたり。そんなフィールドワークをどんどん行い、”本物に触れる実体験”を積み重ねていきます。
日々のボート
■主体的に過ごす時間
こどもたちが主体で、いろいろなプロジェクトが生まれていきます。自分たちで、いま、何をしたいのか、何をすべきなのかを自分で考えて、選択する。その積み重ねが自立につながっていきます。こどもたちが主体で、自分たちで決めて動くからこそ予定“不”調和で先が見えず、だからこそワクワク感に満ちた、面白い時間が生まれていきます。
■「やりたい!」がやれる場所
インターネットやメディアなど、たくさんの情報や“答え”に満ち溢れている現代。だからこそ、好奇心に駆られたことや疑問に感じたことはまず、自分たちでやってみる。「これ、やりたい!」「いいね、やってみよう!」がどんどん生まれていきます。やってみた分だけ、そして失敗した数だけ、自身の確かな手ごたえとして、経験と知恵が身につくことでしょう。何かにのめりこみ、夢中で取り組んでいるこどもたちの表情は、とても充実感に満ちています。
■仲間と関わり合う
学年を超えて、学校を超えて。まなび舎ボートだからこその「仲間」と出会えるのも魅力です。仲間といっしょにワイワイやりとりする。考えやアイデアを持ち寄り、みんなで取り組む。その中で、相手との関わり方も自然と培われていきます。
1日の流れ
14:00ごろ~
ボートに到着「ただいま!」
学校から直接帰ってくる子も、いちど家に帰ってから来てくれる子も。
16:00ごろ
みんなが帰ってきたら、おやつの時間。
ちょっと一息ついて、今日やりたいことの作戦会議をしてみたり。
16:30ごろ~
海や公園に出かけたり、お庭や部屋の中で遊んだり。
みんなで行事やプロジェクトをすることもあります。
17:45ごろ~
お迎え、帰宅。上の学年になると1人で帰る子もいます。
19:00までお預かりします。
お知らせ・コラム
3. Februar 20223. Februar 20223. Februar 20223. Februar 20223. Februar 20223. Februar 20221. Februar 20221. Februar 2022他の投稿保護者の声
こどものやりたいを一番に優先し、叶えさせてくれる、こどもにとって最高の放課後の居場所。ひとりっ子の息子にとっては異年齢のお友達との交流もありがたいです。(小1男子)
放課後の時間、学校でも習い事でもないボーッとした時間があるからこそ、日常を全力投球できているように思います。ありのまま受け止めてもらって、週に一度、自分の魂を肥して、リフレッシュする時間になっているようです。(小1女子)
いろんな交流や刺激がありつつも、見守られているという安心感が合っているようです。親の目が届かないというのもポイントで、信頼できるスタッフの中で伸び伸び過ごさせて貰ってると感じます。こどもらしい放課後を過ごせる場だと思います。(小2女子)
自分たちが過ごしていた放課後ののんびり感、好きなことできる感を、共働きの親は子に経験させることが難しく、時に罪悪感まで感じてしまうこともあると思います。それが、ボートに行くことで自然にできることが最大の魅力だと思います。(小1男子)
温かい雰囲気、居場所があること。子供の好奇心を引き出すプロジェクトの内容が魅力です。(小2男子)
特に決まった流れなどなく、こどもたちのしたいことを聞いた上でやる事をきめたり、自主性を尊重してくれるところ。(小3男子)
学校とも、放課後の友達と遊ぶ時間とも違う、別の空間。多少リスクが伴うことでも子どもたちの自主性を重んじ、できるようにさせてくれること。大変な苦労を伴って、見守ってくれていると感じています。(小4男子)
今のこどもたちにとって、「今」やりたいことを自由に思いっきりやらせてもらえる場がとても貴重でありがたいと感じています。自由な時間がたくさんある小学生のこの時期に、それを叶えてくれる場があるというのは、とても幸せだと思います。(小3男子)
スタッフ
辻 義和(つじちょう)
1981年生まれ、神戸大学卒。大学時代に大手個別指導塾で300人の指導を経験。SE、教育コンサルを経て、2012年より学童保育・学習塾が一体化した居場所・学び舎「ネクスファ」を千葉県柏市でスタート(現在も代表として運営)。2017年に「まなび舎ボート」を立ち上げ、こどもたちにとっての豊かな放課後について探究し続けている。妻と子ども2人の4人暮らし。保育士。
桑原 みなみ(みなみちゃん)
逗子市出身、在住。もともと幼稚園の先生をしていました。ボート初年度からの関わりで、こどもたちからもスタッフからも頼られる存在です。
浅野 萌(もえちゃん)
上智大学文学部哲学科卒。こども哲学や哲学対話を実践。「自分の疑問に素直に向き合えるカフェ」づくりを目指しています。
石井貴久(たかちょ)
逗子市出身、在住。こどもたちと等身大で思いっきり遊び浸ってくれるお兄さん。ボート初年度から関わってくれています。
サポートスタッフのみなさま
学生さんからお父さん・お母さん世代まで、多世代の多様なスタッフがこどもたちの成長を見守り、サポートし、思いっきり一緒になって遊びます。心強いまなび舎ボートの仲間たちです。
※スタッフ・ボランティアで関わって下さる方を随時募集しています。ご興味のある方はお問合せ下さい。運営・料金について
開所日時・定員
毎週月・水曜 13:30~19:00
小1~6 定員:各曜日 30名
募集について
ご興味のある方はご説明・ご見学等承ります。まずはお問合せください。
2025年度(2025年4月~)の新入会説明会を開催します。
日時:2025年1月25日(土)13:00-14:00
場所:古民家100sai(逗子市久木3-13-6)
こちらよりお申込をお願いします。
また、2024年度中の途中入会をご希望の方は随時お問合せよりご連絡ください。
料金
<小1>
週1回レギュラー:13,500円(税込)
週2回レギュラー:18,500円(税込)スポット:4,000円(税込)
<小2>
週1回レギュラー:12,000円(税込)
週2回レギュラー:17,000円(税込)スポット:3,800円(税込)
<小3>
週1回レギュラー:11,500円(税込)
週2回レギュラー:16,000円(税込)
スポット:3,600円(税込)
<小4>
週1回レギュラー:10,500円(税込)
週2回レギュラー:15,000円(税込)スポット:3,500円(税込)
<小5・6>
レギュラー:8,000円(税込)※週1・2回とも料金は同じです
スポット:2,500円(税込)※ ~19:00のお預かり+おやつ代として
※ 長期休暇中の詳細については別途ご案内となります。
※ 登録曜日以外の日にお越しになる場合は、別途スポット料金をいただきます。
※ ごきょうだいでの入会の場合、2人目以降の月謝(低い方)を3割引いたします。場所
古民家100sai(逗子市久木)築100年の、庭が広く趣のある素敵な古民家です。
※お申込み・お問合せの方に詳しい住所をお伝えします。
まなび舎ボート活動記録「ある眼差し」
まなび舎ボート2023年度活動記録の小冊子「ある眼差し」を制作しました。2020年度「余白のある放課後」2021年度「遊ぶの手帖」2022年度「自雑楽生」に続き第4弾です。
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放課後、いろんなものから解放された「ありのまま」のこどもたち。
彼らは会う度に異なる表情を見せてくれます。ある日のかかわりに手応えを感じたとしても、次のときに上手くいかないことも多々あります。
「こどもとのかかわりに答えなんてない」
難しい。失敗もたくさんある。日々悩みます。でも、だからこそ面白い。
まなび舎ボートにいる大人はみな個性豊かで考えも異なります。ただ共通しているのは、こどもを未熟な存在として区別するのではなく、1人の人間として受け止め、飾ることなく向き合おうとする眼差しです。
先生でもなく親でもきょうだいでもない。
大人という肩書を捨てるのは簡単ではない。もやもやしながら、でもそれを楽しみがら、こどもたちと関わる試行錯誤の日々を続けています。
今回の冊子では、そんな私たちの「眼差し」を綴ったものになります。
これが正解、ということではありません。ですのでタイトルを「ある眼差し」としました。こんな視点や関わり方があるんだなと、お気軽にご一読ください。
A5サイズ 48ページ
お問い合わせ
お申込み・お問い合わせはこちらからお願い致します。
逗子市久木3丁目の古民家
※詳しい住所はお問合せ・お申込の際にお伝えします。毎週月・水曜
放課後~19:00090-7882-9719
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